相続対策関係

相続対策とは非常にあいまいな表現です。実際には問題を大きく分類すると次のようになります。

相続税の節税問題

相続税の納税資金の問題

相続物件の分割問題

相続関係者の遺産分割協議の円満解決の問題

相続不動産の売却準備の問題

相続不動産の活用の問題

もちろん多くは複数のことが絡みあっています。

相続関係の相談では、相談者の方の希望や状況に応じて問題点を整理し、各問題点について円満な解決策とメリットデメリットを説明していきます。




ご自身の方針等を決定される際の参考となると思います。

相続税の節税は不動産の時価と相続税の財産の評価の差額を利用するものが

代表的ですが、明らかに不自然に相続税を逃れると税務署に判断されたものは

否認を受ける可能性があります。

このためきちんと不動産事業としてとして成り立っていることが重要です。

結果的に相続税の評価が下がるが重要です。

賃貸経営の成功などが代表的です。

相続税の節税といえば、先祖の土地に賃貸マンションを建てること

のような営業が行われます。

弊社の事務所のある中野駅近くにもアパートやマンションが

多く建設されていますが、駅５分以内は賃貸事業としては企画が

的外れでなければ成功する可能性は高いと思います。

しかし駅から１０分以上離れていれば慎重に検討すべきです。

こんな時は成功率の高い場所への買い替えの検討も必要です。

中高年の親にとって幸せな、相続対策とは後継者との共同作業ではないでしょうか？

問題があっても一緒に考え話し合い、中高年の親をサポートして、だんだん引き継いでいくもが最も楽しいことではないでしょうか？

そして子供や孫がお金が必要な時に、贈与して若いうちに将来の生活基盤を援助していくことが、親子関係を円満にし、充実した幸せな老後ではないでしょうか？

こんな考えのもと、相続財産の整理、関係者との調整、不動産の再生、組み換えを通じて

親も子供も喜ぶ優良資産を作り出しています。