不動産売却査定書で良い不動産会社かどうかは見抜けない理由
不動産売却を依頼する場合に、売却査定書を比べてることを比べることをすすめている人がいますが大いに疑問ですね。
不動産売却現場をたくさん経験している専門家なら私と同じ意見でしょう。
今回は売却査定書ではよい不動産会社選びはできない理由について詳しくお話ししましょう。
私は大学卒業後東京都心部の不動産会社に入社して、入社年に宅建試験に合格して以来数億円単位の不動産売却用の当時では日本トップクラスの分厚い立派な売却査定書を作成していました。
売却査定書とはそもそも何?
本来売却査定とは売却を依頼いただいた売主さんが短期間に売却成功できるように売り出し金額の助言するためののものです。
このため一般的に3か月以内に売却が成功する可能性が高いと思われる金額と言われています。
なぜ売却査定書で良い不動産会社が見抜けないか?
ではなぜ売却査定書で良い不動産会社かどうか見抜けないのでしょうか?
理由はいくつかあります。
一番の理由は、実際の売却現場において売主さんを成功に案内できる不動産会社の実態については一切書かれていないのです。
つまり売主さんを成功に案内する実際の業務を行っているかどうかと売却査定書に記載されていることは全く別です。
売主さんは何を求めていますか?
単なる売却査定ですか?
売主さんの売却成功のための不動産会社選びの重要情報
では売主さんが短期間に成功するための重要な情報は何でしょうか?
不動産会社の社長の考え
担当する社員の考えです
病気や事故の時のお医者さんと同じです。
どのお医者さんと出会うかで生死が決まります。
どれだけまじめにやってくれるか?実力があるのか?
お医者さんは多いしかし本当にまじめで実力のあるお医者さんは非常に少ないのが現実でしょう。
売却査定書比べをすると落とし穴に
売却査定書比べをすると気が付かないうちに失敗の落とし穴に落ちてしまいます。
気が付かないうちにです。
立派で分厚い売却査定書と1枚か2枚に重要なポイントが書いてある説明書とどちらに興味がありますか?
多くの売主さんは立派で分厚い売却査定書でしょう。
不動産のプロは成功の可能性が高い方に興味があります。
重要な事が書かれているかどうかです。
そもそも正確に売れる金額を的中させられる人いるの?
多くの売主さんの最大の関心事はいくらで売れるの?
これについてはいいくらで売れますと答えられる不動産のプロは日本には一人もいません。
成功者として有名な不動産のプロである不動産会社の社長ですら、事前予想に迷い失敗しているのです。
これが現実です。
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