大半の売主さんが誤解している不動産会社の売却の仕事と買い主さん探しの方法
情報公開が進んだ今の時代でも誤解が多いのは、不動産売却時の不動産会社が行っている仕事や買い主さん探しについてです。
今回は、売主さんから売却を依頼されたときに不動産会社がどのように短期間に買い主さんを探してくるか?についてお話しします。
不動産売却の時 大半の売主さんは実態を知らず誤解から始まっている
不動産売却の時大半の売主さんは誤解して間違った努力をしています。
どの不動産会社だったら高く売ってくれるか?
どの不動産会社なら買い主さんがたくさんいるのか?
どの不動産会社が一番高い値段をつけてくれるか?
プロの売主さんが見たら??????
努力の方向性が全く間違っていると全員思うでしょ。
なぜか?不動産売却の仕組みを知って入りからです。
安心便利な不動産はどの不動産会社が行っても短期間に高く売れるのが実態
不動産を短期間に売却できるかどうかの最大のポイントは、2つです。
①買い主さんが高く買ってくれる状態で売り出す
安心・便利・快適
②本当に買いたいと思う買い主さんに情報を届ける
たった2つです。
この考え方は不動産のプロ売主が実践している考え方です。
もちろん長年不動産会社で責任者を経験した私も一番重視した考えです。
プロの売主は、金融機関からお金を借りて不動産を買って短期間に高く売却しなければいけない立場です。
短期間に高く売らないと仕事になりません。のんびりしていると金融機関の返済期限が来てしまいます。失敗は許されないのです。
またこの基本はプロ売主にとってはいつの時代も同じです。リーマンショック時ももちろん同じです。期限内に売却して銀行に返済しなければなりません。
不動産売却は依頼した不動産会社が直接買い主を探すのではない
??? 不動産会社に売却を依頼したのに買い主さん探しをしない???????
この部分が多くの売主さんが一番誤解している点です。
ではどうやって買い主さんを探してくるのでしょうか?
ではどうやって売却をするのでしょうか?
一つ一つ不動産会社が売却を依頼されたときに行っている買い主さん探しの具体的な方法をお話ししていきましょう。
不動産売却を依頼された不動産会社が行う仕事
不動産の売却を依頼された不動産会社は具体的に何をするのでしょうか?
大きく分けて2つ
①売り出す不動産の売却内容の確定
②買い主探しの手続き
現在の不動産売却は、証券市場で行う株式の売買と同じイメージ
現在の不動産売買は、上場株式の売買と同じです。
日本全国からどの証券会社に売却を依頼しても短時間で売れることでしょう。
では依頼した証券会社が売り出す株式の買い主さんを見つけtるのでしょうか?
違いますね。
大きな証券市場に取次だけですね。
株式の売買は大きく3つの関係者で成り立っています。
売却を取り次ぐ証券会社
購入注文を取り次ぐ証券会社
証券取引所
30年以上前からどの不動産会社に依頼しても短期間に売れるしくみ
いま日本の不動産売却は、どの不動産会社に依頼しても短期間に売却できる仕組みができています。
なぜか?
売買市場に取り次ぐだけだからです。
売買市場がお客様を探してくるからです。
30年以上前に国が中心になって日本に大きな不動産売買市場を作った
今から30年以上前に国は大きな売買市場を日本に作りました、旧建設省の時代です。
その取引市場は今現在は国土交通省指定流通機構 外国語名レインズと言います。
不動産業界の人ならだれでも知っています。
プロの売主なら国が作った巨大な売却システムの驚くべき実力をみんな知っている
国土交通省指定流通機構の実力はプロの売主さんならだれでも知っています。
活用していない人はほとんどいないでしょう。
しかし不動産業者さん以外の売主さんは知らない方も多いかもしれません。
ではなぜ毎日不動産の売却物件のチラシが入ってくるの?
そこで一つ疑問です。
不動産は国が作った仕組みで短期間で売れるのになぜチラシが毎日のようにポストに入ってくるのでしょうか?
疑問に思われるでしょう。
このチラシの目的は2つです。
①一番の目的は売却の窓口として依頼を受けることです。
何も知らない売主さんに「買い主さん探しをしていますよ」
「当社に頼めばチラシを配って買い主さん探しを一生懸命しますよ」と大宣伝しています。
何のためでしょうか?
売却の窓口として売却を依頼してもらうためです。
②チラシでたまに買い主さんが見つかるときもあります。
買い主さんがチラシで見つかれば、仲介手数料を買い主さんからももらえるからです。
不動産売却 ほかにも買い主さん探しの方法 巨大な民間広告会社利用
不動産売却の時買い主さん探しについて短期間に買い主さんを見つける方法は、国が作った売買市場 国土交通省指定流通機構を活用するのが非常に効果的とお話ししましたが、
ほかにも買い主さん探しで効果が期待できる方法があります。
民間広告会社の活用です。
一番効果があるのはリクルート事件で有名になった江副さんが東京大学時代に始めたリクルートという会社のスーモ(過去は住宅情報という雑誌)です。
大半の不動産会社が使っています。
もちろん私も使っています。
品川区での一戸建ての売却は、2組ともスーモの情報で買い主さんが購入されました。
近年は民間広告の反応も非常に落ちてきています。
イメージと大きく違い大手不動産会社の販売力は意外と弱い
これはプロの売主さんならだれでも大手系列は販売力が弱いと感じていることでしょう。もちろん私もお付き合いで電鉄系の不動産会社の子会社さんに一時期売却を依頼した時期もありましたが、予想通り全く売れません。
もちろん放置できませんので、引き取って短期間に売却しました。
正しい売却のための努力 プロ売主が行っている努力
①買い主さんが高く評価する方法で準備すること 安全・安心・快適・便利
②買いたい人に情報を届けること
グローリーハウスの相続関係・不動産関係セミナーZOOM開催中
グローリーハウスでは、令和3年は毎週日曜日16時から約30分 ZOOMで相続関係・不動産売却関係の重要なポイントについてセミナーを行っています。
セミナー終了後 簡単な個別相談を行っています。
大家さん,売主さんの悩み疑問解消します。相談無料です。
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