売却で失敗する前に中古建物所有者さんが知っておくべき建物検査・既存住宅売買瑕疵保険
中古建物の売買が増えてきましたが、中古建物の売主さんの多くは一般の方です。
そこで国が中古建物売買の売主さんのための売却対策、トラブル対策のために作った制度
建物状況調査と既存住宅売買瑕疵保険の内容の概要をお話しします。
不動産売却の制度の多くは国が作っている
現在行われている不動産売却の仕組みは、国が作っています。
中古住宅の売却についても作っています。
過去の売買トラブルや中古住宅アレルギーを防ぎ、安心して売買できる仕組みを作っています。
大きく3つの制度があります。
①建物状況調査 インスペクション
②既存住宅売買瑕疵保険
③安心R住宅
中古住宅が嫌われた理由
中古住宅は、近年まで無価値とされてきました。マイホーム探しでも
新築住宅希望のお客様がほぼ全員でした。
理由は中古住宅は嫌いでした。
具体的な中古住宅のイメージは
汚い
くさい
内容が分からないので不安
国は不良な中古住宅を排除し、優良な中古住宅の売却対策制度を作った
中古住宅には優良なものも多いが、今まで客観的に証明する方法がなかったため
大きく2つの制度を作りました。
①建物の状況調査を国土交通省指定の講習を受けた建築士さんが行う制度を作りました。
②今まで新築住宅の売主さんに強制加入としていた住宅瑕疵担保保険を中古住宅にも作りました。
建物検査で売買契約前に問題を発見 買主さんに事前説明・トラブル防止
建物の検査を行えば、売り主さんは問題点を事前に発見することができます。
事前に買主さんに説明し、問題点を含めて売買契約内容の協議ができるようになりました。
これは買主さんにとっても安心ですし、売り主さんにとっても引き渡し後の損害賠償や売買契約の解除のトラブルを防ぐことができて大きなメリットがあります。
売り主さん買主さんにとって安心の既存住宅売買瑕疵保険
プロの売主さんである不動産会社が利用するのが、既存住宅瑕疵保険です。
中古住宅の売買での引き渡し後に主要構造部の問題や雨漏りなどの場合に修理費用が
支払われる保険です。
既存住宅売買瑕疵保険の注意点
買主さんが建物を購入後には加入できない仕組みです。
売り主さんが所有している間に、検査して合格しないと加入できません。
既存住宅瑕疵保険のメリットは大きく2つ
既存住宅瑕疵保険のメリットは大きく2つです。
①トラブル防止・安心感
②住宅ローン減税などの税制優遇
失敗する前に成功法公開不動産売買中野セミナー6月から再開予定
大学卒業年に宅地建物取引主任者(現在宅地建物取引士)試験合格し平成元年に登録し
約30年間売買仲介、マイホーム建設等を行ってきた現場経験から私の担当した成功したお客様の成功法を中野セミナーで公開しています。
全くインターネット情報とは違いますが 実態は
大家さん,売主さんの悩み疑問解消します。相談無料です。
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